たくみブログ
2013年9月 6日 金曜日
岩手県・一関市での相続・事業承継セミナー
9月4日、岩手県東磐職業訓練協会で募った東北未来後継塾の研修プログラムのひとつとして、私、司法書士の松本万紀が講師として6時間のセミナーを行いました。

この東北未来後継者塾というのは、今、復興著しい東北の被災地の事業者・後継者に向けて、経営の知識とスキルを身に付け、東北の発展の礎となる人材を育成することを目的に発足した企画です。
その中で、私が担当したのは、「中小企業の事業承継と相続について」でした。
会社をうまく次の世代に引き継がせ、末永く事業をおこなっていくことは、現経営者にとっても切実な願いですし、社会にとっても有益なことがたくさんあります。
2008年には中小企業経営承継円滑化法もスタートし、それをうまく利用することも大事です。
事業をかけがえのない財産ととらえ、どのようにしたら円満に承継・発展していけるのか、承継する人が①現経営者の親族の場合、②従業員の場合、③M&Aによる場合、の3パターンに分けて、事例もまじえてわかりやすく解説いたしました。
特に、東北ではほとんどが現経営者の親族が会社を引継ぐ場合(①)にあたるので、会社経営と相続トラブルは密接な関係にあり、後継者にうまく事業を承継させるには遺言書を書いておくことが非常に有効な手段になります。
遺言書の書き方セミナーも同時開催し、実際に経営者の皆さんに遺言書を書いていただく時間はご好評をいただきました。
その後、協会のかたに案内していただき、被災地・気仙沼の漁港を見学いたしました。
24時間体制でがれきの処理をおこなっているおかげで、すっかり片付けられており、分譲地のように、広く区画だけがわかる状態になっておりました。
そして、その中にポツリポツリと市場や小売りなどの商業施設が建っており、なかには元気に営業を再開しているお店もありました。
地元の人たちは皆さん親切で、明るく、いろんな説明をしてくださり、かえって私が元気をいただいてしまいました。
まだまだ国民全体の協力と実効性のある政策が必要な気仙沼でしたが、確実に蘇ってきていると思いました。
改めて、自然への畏怖と、日本人の強さを痛感した岩手県でのセミナーとなりました。
がんばれ、東北!
この東北未来後継者塾というのは、今、復興著しい東北の被災地の事業者・後継者に向けて、経営の知識とスキルを身に付け、東北の発展の礎となる人材を育成することを目的に発足した企画です。
その中で、私が担当したのは、「中小企業の事業承継と相続について」でした。
会社をうまく次の世代に引き継がせ、末永く事業をおこなっていくことは、現経営者にとっても切実な願いですし、社会にとっても有益なことがたくさんあります。
2008年には中小企業経営承継円滑化法もスタートし、それをうまく利用することも大事です。
事業をかけがえのない財産ととらえ、どのようにしたら円満に承継・発展していけるのか、承継する人が①現経営者の親族の場合、②従業員の場合、③M&Aによる場合、の3パターンに分けて、事例もまじえてわかりやすく解説いたしました。
特に、東北ではほとんどが現経営者の親族が会社を引継ぐ場合(①)にあたるので、会社経営と相続トラブルは密接な関係にあり、後継者にうまく事業を承継させるには遺言書を書いておくことが非常に有効な手段になります。
遺言書の書き方セミナーも同時開催し、実際に経営者の皆さんに遺言書を書いていただく時間はご好評をいただきました。
その後、協会のかたに案内していただき、被災地・気仙沼の漁港を見学いたしました。
24時間体制でがれきの処理をおこなっているおかげで、すっかり片付けられており、分譲地のように、広く区画だけがわかる状態になっておりました。
そして、その中にポツリポツリと市場や小売りなどの商業施設が建っており、なかには元気に営業を再開しているお店もありました。
地元の人たちは皆さん親切で、明るく、いろんな説明をしてくださり、かえって私が元気をいただいてしまいました。
まだまだ国民全体の協力と実効性のある政策が必要な気仙沼でしたが、確実に蘇ってきていると思いました。
改めて、自然への畏怖と、日本人の強さを痛感した岩手県でのセミナーとなりました。
がんばれ、東北!
投稿者 拓実リーガルオフィス